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インプラント治療と並行してホワイトニングを行った症例
3ヶ月前に右上2番にインプラントを埋入し、現在インプラントを用いて仮歯を装着している患者さんです。
せっかく歯を治すのだから自分の歯をもっと白くしたいということで、ホワイトニングを行うことになりました。
こちらの方は、右上2番を除きすべてご自分の歯です。もともとのA3という色からB1まで、白くすることができました。右上2番はレジンというプラスチックを用いた仮歯なので、ホワイトニングに反応していません。
白くなった自分の歯の色に合わせて仮歯をB1の色に作れば、最終的にすべての歯が白くきれいになります。
当院はインプラント治療や口腔外科的な治療だけではなく、このような審美領域の治療も行っています。
ホワイトニングには2つの方法があります。歯科医院で行うオフィスブリーチングと、患者さんが自宅で行うホームブリーチングです。
当院ではその両方を行っていますが、急激に白くするオフィスブリーチングよりも時間をかけて行うホームブリーチングを推奨しています。
その方法は、患者さんの歯型に合わせた薄いマウスピースを製作し、その中にジェル状のブリーチング剤(5%の過酸化尿素)を入れて、夜間の睡眠時に装着していただきます。
オフィスブリーチングに比べると色が変わるまでに時間がかかるのですが、少しずつ変わってくるので、歯に対する刺激が少ないのが特徴です。
そして、上下の歯を同時には行いません。どのくらい色が変化したかが分からなくなるので、上に2週間、下に2週間かけて行います。多少歯にしみるとおっしゃる患者さんもいらっしゃいますが、だんだん色が白くなっていくので、特に女性は頑張ってブリーチングを行う方が多いようです。
ブリーチングをしている間は、赤ワインや紅茶、コーヒーなど歯が着色するような飲み物はできるだけ控えるよう協力をお願いしています。
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