上顎洞底挙上手術(上顎臼歯部一歯欠損例)
今回は、上顎臼歯部の一歯欠損で上顎洞底挙上手術を行ったケースをご紹介いたします。
この患者さんは、右上の小臼歯(5番)が一歯欠損でした。ブリッジは嫌だということで、ご本人がインプラントを希望されました。
最近は患者さんの方から、自分の健康な歯を削ってつなげるのは、削られた歯の寿命を短くすることになるからと、インプラントを希望される方が多くなっています。 実際私も、ブリッジの治療は前歯部で時々行いますが、臼歯部については3~4ヵ月に一症例というくらい少なく、ほとんどがインプラントです。 ただ、下の奥歯がない場合は、簡単にインプラントの治療が出来るケースが多いのですが、上の奥歯(第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯)にインプラントを埋入する時は、6割程度の確率で上顎洞底挙上手術が必要だということがデータからもわかります。 また当院で、診断において一番有効なのは、歯科用コーンビームCTです。8㎝×8㎝の正方形の枠で画像を撮れるので、非常に正確に診断することができます。 この患者さんもやはり上顎洞底挙上手術が必要で、去年9月、サイナスリフトを行いました。[1][2][3]は、その手術の時の写真です。 [1] [2] [3] 今月、治療の第2段階で、最終的な歯を作るためにCT検査を行った時の画像がこちらです。 とくに異常はなく、上顎洞に炎症もなく状態は良好なので、歯を作り始めたところです。 もし、同様のケースでお悩みの方がいらっしゃいましたら、どうぞ当院までお気軽にご相談ください。
最近は患者さんの方から、自分の健康な歯を削ってつなげるのは、削られた歯の寿命を短くすることになるからと、インプラントを希望される方が多くなっています。 実際私も、ブリッジの治療は前歯部で時々行いますが、臼歯部については3~4ヵ月に一症例というくらい少なく、ほとんどがインプラントです。 ただ、下の奥歯がない場合は、簡単にインプラントの治療が出来るケースが多いのですが、上の奥歯(第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯)にインプラントを埋入する時は、6割程度の確率で上顎洞底挙上手術が必要だということがデータからもわかります。 また当院で、診断において一番有効なのは、歯科用コーンビームCTです。8㎝×8㎝の正方形の枠で画像を撮れるので、非常に正確に診断することができます。 この患者さんもやはり上顎洞底挙上手術が必要で、去年9月、サイナスリフトを行いました。[1][2][3]は、その手術の時の写真です。 [1] [2] [3] 今月、治療の第2段階で、最終的な歯を作るためにCT検査を行った時の画像がこちらです。 とくに異常はなく、上顎洞に炎症もなく状態は良好なので、歯を作り始めたところです。 もし、同様のケースでお悩みの方がいらっしゃいましたら、どうぞ当院までお気軽にご相談ください。
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