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エキスパティーズ
前歯部に歯牙支持型のサージカルガイドを使い、審美性に優れたインプラント治療を行った症例

前歯部に歯牙支持型のサージカルガイドを使い、審美性に優れたインプラント治療を行った症例

2013.05.18 エキスパティーズ

この患者さんは６０代の女性です。上顎の多数歯欠損のため、インプラントを用いて固定式の歯を入れてほしいと来院されました。

前歯部にインプラント治療を行う場合、上にのせる新しい歯は、患者さんご自身が希望するとおり審美的に満足できるものでなければなりません。そのためにサージカルガイド（エキスパティーズ）を用いて最も適格なポジションを割り出し、埋入することが多くなりました。このサージカルガイドは歯牙支持型です。

一度の手術で５本のインプラントを埋入しました。

手術後、新しい歯をセットしましたが、審美的にも機能的にも満足していただきました。とてもきれいに入ったと思います。

このように最近はサージカルガイドを使うケースが増えています。術前に歯科用ＣＴで検査をして、そのデータをもとにパソコン上で治療のゴールを設定します。そのゴールに合わせてサージカルガイドを製作するので、非常に良い結果が出ていると感じています。ガイドには３種類ありますが、骨支持型、粘膜支持型、歯牙支持型のどれを使うかはそれぞれの症例によって使い分けます。中でも骨支持型、歯牙支持型は、かなりの精度を持ったガイドとして有効であると思います。