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インプラント施術方法
抜歯時即時埋入法でインプラントブリッジを使った症例

抜歯時即時埋入法でインプラントブリッジを使った症例

2012.06.24 インプラント施術方法

こちらは下顎の前歯部（２‐１‐１‐２番）が歯周病で、その４本を抜歯した患者さんです。

通常、抜歯後３ヶ月ほど経ってからインプラントを埋入しますが、今回は抜歯した直後にインプラントを埋入しました。いわゆる抜歯時即時埋入法（イミディエイトインプラント）で治療を行いました。埋入したポジションも良く、軟組織とよく調和しています。

こちらが出来上がった歯です。セラミック冠を使用しています。

装着した写真を見るときれいに入っていて、ご本人にもとても満足していただきました。

私はあまりこの抜歯時即時埋入は行わないのですが、抜歯した時の骨の条件が良い場合には、このような審美性も考慮したインプラント補綴治療が可能です。こちらはいつものXiveインプラントを使用しているので、プラットホームスイッチング（上に載せる上部構造の立ち上がり部分がくびれた特殊な形状のインプラントを使用する方法）は行っていません。　今回のケースは４歯欠損ですが、４本歯が無いからと言って、４本のインプラントを埋入する必要は全くありません。かえって４本入れない方が、技工士さんは綺麗で自然な補綴物を作ることができるのです。治療後の写真を見てもインプラントだとわからないほどです。