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アトランティスアバットメントを用いてインプラント治療を行った症例

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60代の男性です。右上の3番に対してインプラント治療を行いました。  上部構造は最新式の製作方法である、アトランティスアバットメントを用いて歯を製作しました。 これを用いた理由は、インプラントは適切なポジション、適切な深度で埋入できたのですが、こちらの患者さんの場合軟組織、骨膜、粘膜が非常に分厚いために、粘膜貫通部が非常に長くなるからです。既成のアバットメントでは技工士さんが作りにくいため、粘膜貫通部の長さをアバットメントで長くする必要がありました。 CAD/CAMを用いたアトランティスアバットメントで歯を製作し、とてもきれいに上部構造が出来上がりました。ご本人も非常に満足して下さっています。 ただ欠点としては、今のところアトランティスアバットメントはスウェーデンとアメリカのボストンの2か所でしか作られていません。今後日本でも作られるようになるという話ですが、まだ先のことになりそうです。海外から運ばれてくるため、製作日数が1週間ほど伸びてしまうようです。 pic20160314_01 pic20160314_02 pic20160314_03 pic20160314_04 pic20160314_05 pic20160314_06 pic20160314_07 pic20160314_08
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