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インプラント症例の紹介[4]

今月最後のインプラント症例のご紹介です。 先週は簡単なオペが続いたので、まとめて4件のオペを報告したいと思います。

【症例A】 この患者さんは、60代男性です。5年前、私が右上にインプラント治療を行いました。その後は食べ物も美味しくなり、非常に快適だったということです。 今回、左下の古いブリッジが壊れてきたので、そこにインプラントを希望され、1本埋入しました。オペ時間は15分くらいで終わりました。 「先生にお任せします」と、私をとても信頼して下さっている患者さんのお一人です。良いポジションに埋入できたので、3か月後にはまたきれいな歯が入ると思います。
友生歯科医院インプラント治療例 無断複製転用禁止 友生歯科医院インプラント治療例 無断複製転用禁止
【症例B】 この方は6年前、右下の第一大臼歯部にインプラント治療を行いました。とても経過は順調です。 ところが、左上第一小臼歯(4番)が抜歯の適応症となり、抜歯しました。やはりブリッジではなく、インプラント治療をご希望です。 上顎臼歯部なので、歯科用コーンビームCTで上顎洞までの距離、幅を調べたところ、良いポジションに埋入すれば上顎洞底拳上手術を行わなくても良いことがわかりました。犬歯と第二小臼歯の歯根にぶつけないように、そして、上顎洞底までの距離をしっかり把握しながら手術を行いました。 この方も、オペ時間は20分くらいで、短時間で終わりました。埋入するスペースは限られていましたが、私が今までやってきた経験を生かして、良い位置に埋入できたのではないかと思います。
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【症例C】 4年前に左下の第二小臼歯部にインプラント治療を行い、ずっと経過が順調だった患者さんです。ところが、10年前に他院で入れたクラウン(被せ物)が抜歯の適応症となり、来院されました。 そこで、ソケットプリザベーション(抜歯時即時埋入)を行い、3か月経ってオペを行いました。第二大臼歯部に正確にインプラントを埋入することができたので、良い歯が出来上がると確信しています。
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【症例D】 先週は4件のオペがありましたが、当院では大抵4件のうち1件くらいは、上顎洞底拳上手術(サイナスリフト)があるものです。 やはり、この患者さんは、右上の第一大臼歯部にインプラント治療を行いました。CTで検査したところ、上顎洞底を拳上しなければ埋入できないことがわかり、いつものようにラテラルウィンドウテクニックを行いました。人工骨を入れ、直径4.5㎜、長さ11㎜のXiveインプラントを1本埋入し、オペ時間は50分くらいです。 当院には、T大学、K大学、S大学の口腔外科の先生方がよく見学に来て下さいます。麻酔科の先生によると、大学病院では症例Dのようなオペで2時間から3時間はかかるということです。
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当院では、他院では治療が難しいと判断されたインプラント症例でも対応できる可能性がございます(そのような実績は、当ブログでも紹介しております)。 あきらめてしまわれる前に、ぜひ当院へご相談ください。
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