審美領域に対し、フラップレスでアストラテックインプラントEVを埋入した症例
70代の男性です。
こちらの方も、前歯部にインプラント治療を受けた患者さんです。
抜歯後、サイトプリザベーションしてCTを撮り、インプラントの埋入ポジション、埋入深度を決めて歯牙支持型のサージカルガイドを制作。フラップレスでインプラントの埋入を行いました。
この症例で使用したのは、今年の7月から使用が認可され、デンツプライシロナ社から販売されているアストラテックインプラントEVです。前歯部にもかかわらず直径4.2ミリ、長さ11ミリのインプラントを埋入することができました。
手術時間は15分足らずと短く、術後の痛み、腫れが全くないのでご本人もびっくりされていました。
3か月後にはインプラントを用いた仮歯を装着して、その後最終補綴物を制作する予定です。
このように高齢者に対する審美領域のインプラント治療は、できるだけ骨膜、粘膜を開かないフラップレスの手術をするようにしています。
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