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私の印象に残ったインプラント治療

本日は、山口院長がこれまで行ってきたインプラント手術の中で、特に印象に残っているインプラント手術の症例をご紹介いたします。 私はほぼ毎日のようにインプラント手術を行っていますが、一本あたりの埋入時間は、20分程度です。 先日も、いつも手術に立ち会っていただいている麻酔科医から「先生はいつも1本あたり21分か22分ですね。」と言われ、あらためて自分の埋入時間を確認した次第です。

本日は、インプラント治療の症例を紹介します。毎日行っているような一本ずつの治療の説明ではあまり意味がないので、特に印象に残った症例について紹介しようと思います。 この患者さんは、60代の男性です。奥歯にインプラント治療を希望して、来院されました。都内の歯科医院に通院されていましたが、ご友人が私の治療を受け、良かったからぜひ、とご紹介くださったそうです。 治療を開始する前に、さまざまな説明を行いました。もちろん歯科用コーンビームCTによる画像も見ながら解説し、診療の計画を立てて、手術を行いました。 埋入したインプラントの本数は、右下の臼歯部に3本と、右上の小臼歯部に1本です。CT画像で解析したところ、上顎洞までの距離、下顎管までの距離も充分あったので難しい手術ではありませんでした。 右下インプラント
右下歯のインプラント
右上歯のインプラント
右上歯のインプラント埋入前
右上歯のインプラント
右上歯のインプラント埋入後
患者さんの希望もあり、静脈内鎮静法で眠っている間に手術を行いました。
静脈内鎮静法の患者記録表 静脈内鎮静法の患者記録表
手術時間は、1時間1分。1本あたり、15分程度です。静脈内鎮静法の眠りから覚めて、「終わりましたよ」と告げると、「もう終わったんですか?」とあっけにとられたご様子でした。 術後のレントゲンをお見せし、綺麗にインプラントが入っていることを説明したところ、「こちらで手術して良かった」という言葉をいただきました。点滴の中に抗生物質やステロイド剤も入っているので、術後の腫れや痛みはほとんど無いと思われます。
手術前レントゲン 手術前のレントゲン写真 ↓ 手術後レントゲン写真 手術後のレントゲン写真
数ヵ月後には、綺麗な歯が入って充分に噛めるようになることは間違いありません。
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