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ラテラルウィンドウテクニックを用いた上顎洞底挙上手術

先週は6件のOPEを行いましたが、その内2件はラテラルウィンドウテクニックを用いた上顎洞底挙上手術でした。こちらはその中のお一人です。

この患者さんは、アメリカに住んでいた方で、5、6年前に日本に帰って来られました。すでにアメリカで、下の歯は何本もインプラント治療を受けていて、「もし上の臼歯部もだめになったら、やはりインプラントにしよう」と、そして、情報紙「はまかぜ」の記事を読み、数年前から「行くなら山口歯科しかない」と心に決めて下さっていたそうです。 まず、症状が進んでいる左上の奥歯を抜歯し、3ヶ月ほど治癒を待ちました。その後ラテラルウィンドウテクニックを用いて上顎洞底を挙上し、人工骨を入れてインプラントを埋入しました。 先週は、なぜかサイナスリフト(上顎洞底挙上手術)が多かったですね。月曜から土曜まで、ほぼ毎日手術でしたが、サイナスリフトが続くと、さすがにちょっと疲れました。 (各写真、イラストはクリックすると拡大します) ◆上顎洞粘膜を傷つけないよう挙上した様子 110218_01.jpg ◆上顎洞粘膜を傷つけないよう挙上した様子 110218_02.jpg ◆上顎洞の前壁を窓開けして、上顎洞粘膜を上に押し上げた様子 110218_03.jpg 110218_04.jpg 110218_05.jpg ◆インプラントを埋入し、人工骨を補填した様子 110218_06.jpg ◆術前パノラマ写真 110218_07.jpg ◆術後パノラマ写真 110218_08.jpg
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