facility 設備紹介

常に最新技術・最新設備を取り入れ、いち早く患者さんに安心・信頼できる治療を

歯科用CT

歯科用診断CTを使用して、診療をデジタル化

インプラントや顎の治療、矯正治療をする際に必要となるのが、患部のレントゲン撮影です。従来のレントゲンは平面の2次元的な映像しか撮影することができず、その平面写真から診断するしかありませんでした。また、撮影にも時間がかかるなど患者さんへの負担もありました。当院では3次元(3D)画像の撮影が可能な「歯科用X線小型CT装置」を導入しています。

歯科用CT

歯科用CTの特徴

  • 従来のレントゲン撮影よりも短時間(最短で14~5秒)で撮影が可能で放射線量が少なく、患者さんの負担を低減できる。
  • 3D画像の撮影により、治療箇所を的確に撮影でき、より早く、適切な診断ができる。
  • 撮影した画像は360度どの位置からも見ることができるため、治療などのシミュレーションがしやすい、分かりやすい。
  • 撮影画像は動画再生も可能。平面画像よりも直感的に治療箇所が分かり、治療方法などの説明がしやすく、また患者さんにとっても理解しやすい。
  • 顎の怪我、異常(顎関節症)、顎の関節の病気も発見できる可能性が高まる。
  • 腫瘍などを発見できる可能性が高まる。
歯科用CT

口腔内スキャナーとCAD/CAM

従来、審美性を考えたオールセラミック修復物は、歯科技工士により長時間の手作業で製作されていました。
しかし、デジタル技術の進歩により歯科医療の分野でも治療法が改善され短時間で精度の高いセラミック修復物を製作できるようになってきました。CAD/CAMとは、計測・設計・製作の流れを行う最先端技術のことです。これまでは歯科医師が削った歯を印象材を用いて歯の型取りをし、石膏模型を製作して歯科技工士が数日かけて製作していました。しかし、CAD/CAM システムでは、口腔内スキャナーにより光学印象採得を行うことにより、印象(型取り)や模型製作が不要となりました。この撮影データをもとにCAD(設計用コンピュータ)で三次元的に修復物を設計し、ミリングマシーンにより様々な固い素材から歯を削り出します。

歯科用CAD/CAMシステムの応用によって、患者さんの通院回数は減少し、また、セラミック修復がより安価で提供できるようになりました。

口腔内スキャナーとCAD/CAM

歯科用マイクロスコープ

当院は、マイクロスコープを用いた精密治療を行っています。肉眼では見えにくい細かい部分を4倍から20倍まで拡大して見れることで、精度の高いマイクロスコープ治療を患者さんに提供できます。肉眼に比べてむし歯の取残しや歯石の取残しがほとんどなくなり予後に差が出ます。
・根管治療
・審美修復

特徴
・治療の精度が高まる
・最小限の歯の切削で健康な歯質を削ることを防げる
・モニターで投影し患者さんに説明できる

歯科用マイクロスコープ

POICウォーター

治療前のお口の洗浄にPOICウォーターを使用しています。
POICウォーターとは、たんぱく分解型洗浄水でたんぱく分解能力だけでなく除菌力、脱臭力をもった次亜塩素酸水です。次亜塩素酸水はコロナウイスが蔓延している時に特に注目されましたが、ウイルスを死滅させることができるが材料が塩と純水を電気分解して作るため人体には無害という優れた消毒液です。
当院では、このPOICウォーターを製造できる機械を所有しているのでご希望の患者さんにボトルでも販売しています。

POICウォーター

唾液検査

5分で測定できる唾液検査
試験紙を用いて、むし歯菌・酸性度・緩衝能・白血球・タンパク質・アンモニアの6項目を測定します。その検査結果から以下にある歯の健康に関する情報を得られます。
ご自身のお口の状態を検査してみてください。

<歯の健康に関する項目>
むし歯菌
むし歯菌が多いと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすく、歯の健康を損なうことが知られています。う蝕原性菌数との関連性が認められているグラム陽性菌群によるレサズリンの還元能を検出しています。
酸性度
唾液の酸性度が高いと、口腔環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。pH指示薬の呈色変化から水素イオン量を検出しています。
緩衝能
唾液には、むし歯菌や食物由来の酸を中和する機能(緩衝能)がありますが、その働きが弱いと、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。一定量の酸存在下の複合pH指示薬の呈色変化から、酸に対する唾液の中和力を検出しています。


<歯ぐきの健康に関する項目>
白血球
歯と歯ぐきの間で細菌や異物が増加すると、生体の防御作用により唾液中の白血球が増加することが知られています。尿検査に用いられている試験紙の技術を応用し、白血球エステラーゼ活性を検出しています。 タンパク質
口腔内細菌や、歯と歯ぐきの間にあるバイオフィルム(プラーク)の影響により、唾液中のタンパク質が多くなることが知られています。尿検査に用いられている試験紙の技術を応用し、色素結合法により総タンパク質量を測定しています。

<口腔清潔度に関する項目>
アンモニア
口腔内の細菌総数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなることが知られており、口臭等の原因になるといわれています。血液検査で用いられている試験紙の技術を応用し、酵素サイクリング法によりアンモニアを検出しています。

唾液検査

オペ室

インプラントなどの外科処置を行う時に使用するオペ室は、外科治療に必要な設備が揃っていいます。外科系のインスツルメントは当然のこととして患者さんの生体情報を管理するための「BISモニター」や「生体情報モニター」を用意しています。

オペ室

BISモニター

MEDTRONIC社が開発した脳波モニターで、主に全身麻酔中の鎮静度を計測するモニターとして広く利用されています。当院では静脈内鎮静法の際にこのモニターを使用しています。前頭部に貼付した専用のセンサーから導出される脳波を解析し、0から100の値で表されるBIS値を歯科麻酔医が確認しながら麻酔の鎮静度をコントロールしています。
この機械を所有している歯科医院は少ないです。

BISモニター

生体情報モニター

オペ中の患者さんの以下の生体情報をモニターを使い管理しています。患者さんの体調の変化は、目に見えない情報の段階でも見逃さず監視しています。
心電図(ECG)
呼吸(Resp)
非観血血圧(NIBP)
動脈血酸素飽和度(SpO2)

生体情報モニター

ペリオウェイブ(光線力学的療法)

光線力学的療法(Photo Dynamic Therapy)により歯周病菌を殺菌する装置です。メチレンブルーという外科用染色剤を主成分としたジェルで細菌を染色し、その後低温の赤色レーザー光を照射することでメチレンブルーを主成分とするバイオジェルの周波数に化学反応し、人体に安全な活性酸素を発生させます。これにより痛みを伴わず歯周病の原因となる細菌を死滅させることができます。 この装置を用いた治療法は抗生物質治療に代わるものです。これまでは抗生物質を使って治療してきましたが、繰り返し処方は耐性を生み抗生物質の有効性が減少してしまうことがあり懸念していました。しかし光殺菌法は副作用がないことと、歯一本につき約1分という短時間で治療が終わります。 歯周病治療やインプラント周囲炎に対して効果的で、歯科だけでなく皮膚科や眼科でも30年前から行われている実績のある安全な治療法です。

ペリオウェイブ
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