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院内技工所で製作したジルコニアのブリッジを装着した症例

院内技工所で製作したジルコニアのブリッジを装着した症例

70代の男性です。以前のブログで、1度に6本のインプラントを埋入した症例として紹介した患者さんです。

4か月前に右上の臼歯部と左上の臼歯部欠損で来院され、固定式の歯にしたいということで、サージカルガイドを用いて右上7番・5番・4番部と、左上4番・5番・6番部に計6本のインプラントを埋入しました。

その後、3か月待時し、上部構造の製作に移行しました。口腔内スキャナーを用いて光学印象を取り、当院の院内技工所でジルコニアのブリッジを製作しました。

何の問題もなく、1回の装着で患者さんに満足していただけるブリッジができました。今後メインテナンスに移行していく予定です。

この患者さんの話からもわかるとおり、80歳近い年齢でも入れ歯は入れたくないという声が多いです。高齢の患者さんで多数歯欠損の場合、サージカルガイドを用いて1回に複数本のインプラントを埋入するという低侵襲な手術を行うことができます。今回は6本埋入しましたが、手術時間は1時間半以内でした。

翌日、消毒のために来院された時、腫れも痛みも全くありませんでした。この方は20年前にも当院でインプラント手術を受けており、当時埋入したIMZインプラントは今も全く問題なく機能しています。ただ、当時とは手術方法も医療技術も全く違うのでご本人はびっくりされていました。 高齢者に対して低侵襲なインプラント手術を行うことの重要性をあらためて感じました

術後 パノラマ写真

術後 口腔内写真

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