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1度の手術で10本のインプラントを埋入した症例(医療従事者として重要なこと)

1度の手術で10本のインプラントを埋入した症例(医療従事者として重要なこと)

70代後半の男性です。1度の手術で10本のインプラントを埋入しました。当院の今年上半期の傾向を象徴するような症例です。
当初、患者さんは左下はブリッジでも良いと話していらっしゃいました。今までは入れ歯で食べ物に制限があったのが、上顎の治療が終わり、これだけしっかりした固定式の歯が入っていきなり何でも食べられるようになったので、下顎も全てインプラントで治したいということになりました。
インプラントを実際に使ってみてその効果を「すごい!」と実感されたそうです。さらに、ガイドを使ったことで低侵襲に手術を受けられたという技術を認めて下さり、そして何より大切なことは、治療に来られた時の我々スタッフの対応、言葉遣いを見て聴いて、判断して下さったということです。
医療従事者は、治療の技術、患者さんへの態度、どちらが欠けてもダメなのです。技術があっても偉ぶらず、同じ目線で話し合えること、相手の話や悩みをよく聞いてそれに正確に答えること、今後どのようなことが起こりうるか、治療期間、メインテナンスの方法まできちんと説明すること。これらを繰り返すうちに、患者さんと医療従事者の間に信頼関係が生まれ、冗談を言い合える友達のようになれる。これが医療従事者として一番重要なことだと思います。

P6.pano
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