院長ブログ

オペの回数を減らすために

今回は、当院では1度のオペで何本のインプラントを埋入しているかについて、ご紹介いたします。 友生歯科医院では、一般的な医院の平均埋入本数よりも、かなり多くの埋入を行っております。 (詳しい本数については、友生歯科医院ホームページをご覧ください)

この患者さんは、60代男性です。 インプラントを1本埋入する場合は短時間で終わりますが、最近、患者さんからお聞きする要望の傾向としては、「一度にまとめて埋入してほしい。」つまり、オペの回数を減らしたいということです。 静脈内鎮静法を使う場合、1回のオペの制限時間は2時間くらいです。2時間のオペで、1本の埋入時間が15分だとすると、計算上は8本のインプラント埋入が可能ということになります。 ただ、同じエリアに8本入れる場合と、左右上下と分かれている場合とでは、かかる時間が多少変わってきます。 この患者さんは、1回のオペで、右下の奥歯と左下の奥歯、右上の奥歯の3箇所(下記写真参照)に、同時にインプラントを埋入しました。オペ時間は、約1時間20分です。埋入ポジションも、狙ったところに打てていますし、術後のレントゲンを見ても、良い最終補綴物が装着できると確信しています。 110228_01.jpg 110228_02.jpg 110228_03.jpg 術後、抗生物質の点滴、ステロイドの静脈内注射を行うので、多少腫れがあってもすぐに回復しました。 自分のことながら、いつも私が感心するのは、術後、患者さんが痛くなかったとおっしゃることです。 これは、オペ時間が短いこと、そして、Co-Medical Staffである歯科医師、麻酔科医、歯科衛生士が感染予防に対して最善の注意を払ってくれていることが、良い結果につながっているのだと思います。 ◆パノラマ写真 施術前 110228_04.jpg ◆パノラマ写真 施術後 110228_05.jpg インプラントにしたいと考えている歯の本数が多い方や、手術時間が長くて・・・と、インプラントを躊躇されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院までご相談ください。
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