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上顎前歯部に大幅な骨造成を行い4本のインプラントを埋入した症例

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秋になって上顎洞底拳上手術が非常に多く、少ない時で週1回、多い時は週2回行っています。もちろん一般のインプラントの埋入は毎日行っている状況です。 こちらの方は50代の男性です。上顎前歯部の多数歯欠損で来院されました。 抜歯の適応となった歯を4ヶ月前に抜いて、人工骨と吸収性メンブレムを用いて大幅な骨造成を行いました。コーンビームCTによって骨の造成具合を精査した後、歯牙支持型サージカルガイドを作成して上顎前歯部に4本のインプラントを埋入しました。 151119_01 151119_02 歯肉を切開、剥離しないで手術を行う先生もいらっしゃいますが、今回の場合は造成された骨の成熟度、硬さを調べたかったのと、吸収性メンブレムを固定したチタン製の小ネジ(直径1.5㎜、長さ3.5㎜)を撤去したかったので、粘膜、骨膜を剥離してオペを行いました。 適切なポジションに適切な深度で埋入することができたので、4ヶ月後には機能的にも審美的にも優れ、調和のとれた最終補綴物が装着される予定です。 151119_03 151119_04 151119_05 151119_06
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