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静脈内鎮静法を用いてラテラルウィンドウテクニックによるサイナスリフトを行った症例

最近は高齢者に対してショートインプラントを使用するケースも多いのですが、やはり30代、40代、50代の患者さんには、15年以上長く使用してもらいたいので、充分な長さのインプラントを使用します。そのため、静脈内鎮静法を用いたラテラルウィンドウテクニックによるサイナスリフトを行うことが多くなります。 この方は、40代の女性です。左上の臼歯部欠損で来院され、インプラント治療を選択されました。 術前のCT検査により、上顎洞の形態や洞粘膜の厚み、そしてどのくらいの骨補填材が必要かなどを充分に精査し、手術前に注意すべき項目をチェックして手術に臨みました。 6か月後には、上部構造を製作する予定です。 インプラント治療は1995年以来永年行ってきた手術ではありますが、毎回気を抜くことなく全神経を集中して全力で臨んでいます。  やはり、簡単な手術というのはありません。それぞれの患者さんの解剖学的な形態や全身状態によって、難しいことが発生するものです。その時々に応じて、的確に対応していかなければならないと常々思っています。
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